9年前の震災時。
都心の方は電車も車も動かず、やむなく会社に泊まることを
選んだ方も多いかと思います。
被災直後は特に電気の使用制限はなかったので、空調も照明も
点けた状態で一夜を過ごしていました。ただし今ほど備蓄の意識が
無かった時代なので、会社に備蓄が少なく食べるものがお菓子くらい
しかない、という状態が起きました。
本当にコンビニからカップ麺がなくなるレベルで。
何故かお菓子はあるんですけどね。
それではお腹はふくれませんし、栄養もありません。
脂肪にはうれしいかもでしょうが、わたしうれしくない、みたいな。
話をもとへ。
被災時に会社に泊まる場合、食べ物と照明、トイレ対策と防寒対策が結構重要だと思います。
いざという時の為に、これらが会社にちゃんとあるか?は確認しておきましょう。
食べ物は多少面倒でも温められるものがお勧めです。
三和商事では年に一度は防災キャンプを実施。やや過酷な環境(寒い、暗い、冷たい(雨とか視線とか))
で実施しておりますが、温かい食べ物と飲み物は本当に一息つけます。携帯型のガスコンロとかも
良いですが、おかんきもスペースもとらず使い捨てできて便利です。一息つけば冷静になれます。
次の行動を間違えない為にも、ここは少し贅沢をしたいところです。
トイレ対策と防寒対策は専用グッズやツールで対応した方が良いと思います。
因みに弊社ではTVでも取り上げられたくるくるトイレや、小ささが売りのささっトイレなども
ご用意しております。ご利用ください。
照明は明るいにこしたことはありませんが、足元を照らせる程度は確保してほしいです。
ビルなどの施設内で被災時に停電になった場合、行動できる幅が一気に狭まりますので。ルミナスライト
程度でも大丈夫でしょう。
会社に泊まる?かを判断する前にはたいていの場合、一度外に避難しているはずです。
会社や施設管理会社の方に、上記の事柄を確認してから状況判断されることをお勧めします。